突然ですが、こんな疑問を持ったことはないでしょうか?
会社員をしているのですが、給料が上がりません。
10年後に上司のようになってると思うとゾッとします。
今の給料には満足しているのですが、時間がありません。
時間はあるのですが、お金がありません。
具体的には言えないのですが、今のままでは不安です。
理想と現実の違いに悩んでいます。
上記のような悩みは、誰でも考えたことがあると思います。
今回はこのような悩みについて解決していきますね。
本記事の内容
- キャッシュフロークワドラントとは?
- ある共通点
- 仕事を変えてもクワドラントは変わらない
✔︎記事の信頼性
どうも、shimaです。
皆さんはキャッシュフロークワドラントという言葉は聞いたことはありますか?
初めて聞くよといく方はこの記事を最後まで読むことを強くオススメします。
キャッシュフロークワドラントを知ることで、今の不安や不満または自分が将来どうなりたいのか?
といったことまで見えてくるでしょう。
この記事を読むだけで、人生の進む道などが正確に具体的になっていきます。
キャッシュフロークワドラントとは?
ずばり結論から言うと、キャッシュフロークワドラントとは、働き方になります。
詳しく説明すると。働き方=お金の稼ぎ方には2通りに分けられ、4つに分類されると言う事です。
まずは、下の図をご覧ください。
この図が何を表しているかわかりますか?
これは、人々の働き方を占めている割合になります。
「E」は従業員または会社員
「S」はスモールビジネス、個人事業主
「B」はビジネスオーナー
「I」は投資家、不動産オーナー
になります。
1つずつ説明していきます。
「E」クワドラント
この「E」クワドラントは私たちの大部分の多くの人がEクワドラントに属しています。
企業や人に雇われている会社員や従業員になります。
他人や会社の為に働きお金を稼ぎます。
大抵の人は、このEクワドラントの中で学び、生き、人生を終えます。
これは、教育がそうなっているので仕方がない事になります。
学校では、テストでいい点を取り、成績を上げ、いい大学に行き、良い会社に入る事が目的としているからです。
言ってみれば、Eクワドラントになるように教育されているのです。
なので、Eクワドラントの方達は何の疑問ももたずに会社員という道に進みます。
「S」クワドラント
SクワドラントはスモールビジネスのSになります。
Sクワドラントの人達はもっと自由になりたい、自分で物事を決めたいと強い衝動に駆られている個人事業主の人たちになります。
大抵は「E」クワドラントから「S」クワドラントに移ります。
でも、Sクワドラントの人達は、個人事業主なので、ほとんどの仕事を個人でやっていく事になります。
自由になりたいと思い、独立をしてビジネスをするのですが、あなたがビジネスを所有するのではなく、ビジネスがあなたを所有する事になるのです。
つまりは、仕事に追われる毎日を送ってしまいます。
「B」クワドラント
Bクワドラントの人達はビジネスオーナーの人達です。
Sクワドラントのスモールビジネスとは違い、スモールビジネスはあなたが仕事の為に働くが、ビジネスオーナーは仕事があなたの為に働いてくれます。
つまりは、自分が働かなくても、収入が入ってくる仕組みになっているのです。
聞こえが悪くなってしまいますが、人を使ってお金を生みます。この人というのがEクワドラントの人達になるのです。
また、Bクワドラントの人達は自分の収入を自分で決める事ができます。
時間もお金もある人がこのBクワドラントの人達です。
余談になりますが、何の仕事をしているのかわからず、毎日フラフラしているのにいい車や、いい物を持っている人に会った事があると思いますが、そういう人は大体が何かの会社のオーナーの人が多かったです。
「I」クワドラント
「I」クワドラントの「I 」はinvestorの「I」でつまりは投資家の人達になります。
投資家というのは、お金を使ってお金を生み出す人達の事です。
お金で株や債権、不動産や国債を買いそのインカムゲインやキャピタルゲインで生活をしています。
お金に働いてもらっているので自分は働かなくともお金も時間もある人達です。
ある共通点
ここで、共通点がある事に気づくかもしれません。
最初のキャッシュフロークワドラントの図をもう一度振り返ってみましょう。
この図を2通りに分けます。
真ん中から2通りに分ける事ができます。
この境界線は何を表しているかというと、左側の人達は時間を売ってお金を生み出している人達で、右側の人達は資本を元手にお金を生み出している人達になります。
資本と聞くとお金だけが資本のイメージになりますが、私たち「人」も資本になります。
投資家は「お金」を使ってお金を生み出しますが、企業は「人」を雇ってお金を生み出します。
考え方は同じで、最終的には「複利」にたどり着きます。
かの、天才アインシュタインは、人類の最大の発見は「複利」である。といっているように、「複利」は偉大なのです。
「複利」というのは、この世にある唯一の掛け算になります。
投資で何%儲けたのと人を雇っていくら利益が出た、というように投資した金額や雇用した金額以上に利益が出れば、その利益が儲けになります。
例えばですが、企業が1人に20万円の給料を渡したとします。
その人が60万円の働きをしてくれれば、40万円は企業の利益になります。
投資でも100万円投資して300万円になれば差額の200万円は利益になります。
言ってみれば企業の社長さん達も投資家という事になるのです。
人に投資して利益を生む、金融商品に投資して利益を生む。
考え方は共通して一緒になります。
左側と右側の人達の違い
ここで左側と右側の人達の違いを見ていきましょう。
左側の人達 | Eクワドラント、Sクワドラント |
---|---|
働き方 | 体や時間を切り売りしてお金を得る人 |
収入 | 会社や取引先によって決められる |
職種 | 会社員、医者、タレント、弁護士、公務員、裁判員、政治家、個人事業主、労働収入全般 |
右側の人達 | Bクワドラント、Iクワドラント |
---|---|
働き方 | 仕組を作り、自分は動かないでもお金を得る人 |
収入 | 自分自身で決められる |
職業 | 企業家、投資家、不動産所持者、音楽家、アプリ開発、ブロガー、サイト運営、本の作者、印税 |
意外かと思いますが、医者や弁護士と言った立派な職業も左側になります。
右側の人たちと左側の人たちの違いは、体を使ってお金を得るのと、一度仕組みを作れば、後はほっといてもお金が入ってくるという事です。
仕事を変えてもクワドラントは変わらない
仕事を変えても、文句や愚痴を言う人に会った事はありませんか?
現状を変える決心をして、仕事を変えても、数年後には同じように仕事の文句や愚痴を言っている、、、あなたはそんな人に会った事があるはずです。
転職して仕事を一生懸命しているのに少しも状況が良くならない
上司がダメだ
今の仕事は最低だ
などと、このような言葉や意味合いの他の言葉を使う人は、その人が罠にハマっていることを示しています。
ハマっている罠とは、仕事ではなくクワドラントの方になります。
大抵の人は、人生を変えようと行動しても、ただ仕事を変える事しか出来ないということです。
本当に変えないといけないのは、クワドラントの方になります。
考え方を変えてみる
今の現状に不満や不安があるのなら、少しずつでもいいので右側のクワドラントに行けるように行動していきましょう。
例えば、あなたがEクワドラントの住人なら、まずはSクワドラントに行き、次にBクワドラントにいくイメージを持ちます。
コツとしては、小さいことから初めていきましょう。
方法は結構たくさんあるもので、皆さん探さなかったり、やらなかったりするだけです。
今の時代インターネットが普及してみんながスマートフォンを片手に世界中の情報にアクセスできる時代です。
わからないの「言い訳」ができなくなっている時代になっています。
次の章では、キャッシュフロークワドラントの右側にいく為の方法を考えていきたいと思います。
右側の人達になるには?
ここまで読んだら、右側の人達のようになりたいと思っているはずです。
どうしたら、右側の人達になれるのか考えていきましょう。
僕、個人の考えとしては投資は外せないと思っています。
みんなが投資家になるべきだと考えています。
投資と一言でいっても色んなやり方があるので、一概には言えませんが、投資をしたことのない初心者の方なら、インデックス投資のS&P500をおすすめします。
S&P500というのは、ニューヨーク証券取引所(NASDAQ)に上場している代表的な500社の平均値を表した指標になります。
S&P500代表銘柄 | US30代表銘柄 |
---|---|
アップル | アメリカンエクスプレス |
マイクロソフト | ボーイング |
Amazon | ウォルトディズニー |
ゴールドマンサックス | |
アルファベット | IBM |
バークシャーハサウェイ | インテル |
ジョンソン&ジョンソン | JPモルガン |
NYダウ平均とは、NY証券取引所(NASDAQ)に上場している代表的な30の銘柄になります。
S&P500に投資すると行く事は、アメリカの経済全体に投資するということになります。
近年のS&P500のチャートを見ていきましょう。
S&P500チャート
上記のチャートの様に長期的には右肩上がりになっています。
経済の中心はやっぱりアメリカなので、アメリカ全体に投資していくのがいいでしょう。
それ以外にも日本株や仮想通貨、FXなどもあるので色々勉強してみるのもいいかもしれません。
上記の様なことをするだけで、「I」クワドラントに近づけます。
事業所得を増やす
続いては事業所得を増やすです。
会社員の方でも個人事業主の方でもこの事業所得を増やす様に頑張りましょう。
誰でもできる事業所得の増やし方の例を挙げていきます。
誰でもできる事業所得の増やし方 | やり方 |
---|---|
せどり | 主に物販、ヤフオク、メルカリ、 Amazonで販売 |
ブログ | アフリエイト広告の収入 |
中国輸入 | 中国で商品を仕入れて日本で販売、ヤフオク、メルカリ、Amazonなど |
youtube | youtubeで動画配信 |
動画編集 | youtubeの動画編集代行、ココナラやランサーズでの仕事の受注 |
イラスト | Twitterのアイコンなどのイラスト |
ハンドメイド | ハンドメイドで商品を作りヤフオク、メルカリ販売 |
上記の様な副業をどれか一つでもやりましょう。
どれも真面目にやっていけば会社員の収入ぐらいは稼げる様になります。
最初は小さく初めて大きくしていきましょう。
キャッシュフロークワドラントまとめ
- キャッシュフロークワドラントとは?
- 「E」クワドラント
- 「S」クワドラント
- 「B」クワドラント
- 「I」クワドラント
- ある共通点
- 左側と右側の人達との違い
- 仕事を変えてもクワドラントは変わらない
- 考え方を変えてみる
- 右側の人達になるには?
- 事業所得を増やす
今回はキャッシュフロークワドラントについてでした。
人は働いている以上は必ず右側の住人にならなくてはいけません。
なぜかというとお金も時間をある生活が何のストレスもなく最も人間らしく生きていけると思うからです。
少しずつでもいいので右側の住人になれる様に日々努力していきましょう。