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戻り高値、押し安値ってよく聞くけど、どういう意味なんだろう?
高値、安値とどう違うんだろう?
教えて欲しいな。。。
このようなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 戻り高値、押し安値とは?
- 実際のチャートで確認
- 戻り高値、押し安値の注意点
✅この記事を書いた人
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こんにちは、shimaです。
今回は戻り高値、押し安値の解説をしていきます。
この記事を読むだけで難しいと思っていた戻り高値、押し安値が理解でき相場の方向性が分かりやすくなります。
戻り高値・押し安値とは?
結論から言うと、戻り高値・押し安値とは、直近の高値・安値を価格が抜けた時に作った起点となる高値安値になります。
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図でもっとわかりやすく説明していくよ。
図1
![](https://shimalog0.com/wp-content/uploads/2021/04/c99974b7053efa9b1c3c301b0620a373-2-800x567.png)
図1をご覧ください
①の高値を作り、安値を付けて①の高値を価格が抜けました。
この時に②の高値を付けに行った起点となる安値が押し安値になります。
次の図をご覧ください。
図2
![](https://shimalog0.com/wp-content/uploads/2021/04/3f7f40e59947f9bdbb163b9aac3b154e-800x567.png)
図1と同じチャートなのですが、押し安値の位置が変わっているのが分かるかと思います。
②の高値を超え、新たに③の高値を作りました。
この時、③の高値を作りにいった起点となる安値が押し安値に変わり、図1の押し安値がただの安値に変わります。
このように、高値が更新するたびに押し安値の位置は変わっていくのです。
戻り高値は押し安値の逆の考え方です。
図をご覧ください。
図3
![](https://shimalog0.com/wp-content/uploads/2021/04/ffb1b61309b4e9d0c2a42a9863cd809d-4-800x567.png)
①の安値を価格が更新し、②の安値が出来た事によって、直近の起点となる高値は戻り高値になります。
図4
![](https://shimalog0.com/wp-content/uploads/2021/04/ffb1b61309b4e9d0c2a42a9863cd809d-6-800x567.png)
図4では、②の安値を抜け③の安値を作りさらに③の安値を価格が抜けていきました。
この場合では③の安値を抜けて作った起点となる高値が戻り高値となります。
考え方のコツとしては直近の安値を超えて作った山のてっぺんが戻り高値になります。
安値は、直近の高値を超えて作った谷が押し安値になります。
このように、高値安値が更新して行く度に戻り高値、押し安値も場所が変わっていきます。
実際のチャートで確認してみましょう
それでは実際のチャート画面で確認してみましょう
![](https://shimalog0.com/wp-content/uploads/2021/04/94dedc6760b2820b79465b4da543454f-800x500.png)
こちらは、ポンド円の4時間足になります。
高値、安値が切り上がっていっている上昇トレンドです。
直近の最高値を抜け、新たに高値更新していきました。
その高値更新をして作った安値が押し安値になります。
続いては戻り高値です
実際のチャートで確認してみましょう
![](https://shimalog0.com/wp-content/uploads/2021/04/aef3b0b4d1d4432c60d87701f2700f74-800x500.png)
こちらは、ユーロドルの4時間足チャートになります。
安値を更新して作った起点となる高値が戻り高値になります。
戻り高値・押し安値の注意点
ここで注意点です。
戻り高値、押し安値は各時間足に存在していると言う事です。
なぜかと言うと、相場はフラクタルであり、各時間足にダウ理論が存在しているからです。
1時間足には1時間足の戻り高値、押し安値があり、4時間足には4時間足の戻り高値押し安値があり、それが日足、週足、月足と各時間足に存在しているのです。
一つの時間足だけを監視していると、ダマシに合う確率が高くなったりトレンドが変わっているのに気づかずに踏み損を抱えて損切りできなくなってしまいます。
それを避ける為にもマルチタイム分析やフラクタルの考え方が大事になってくるのです。
フラクタルの記事をあるのでよかったらどうぞ。
戻り高値・押し安値まとめ
戻り高値・押し安値は相場にとって一つの目印になる考え方です。
押しや戻りを理解する事によって、相場の方向性やエントリータイミング、トレンド転換がわかるようになります。
ぜひ、マスターしましょう。
戻り高値・押し安値はダウ理論がベースになっているのでよかったらこちらの記事もどうぞ
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