相場はフラクタル構造で出来ていると聞いたのですが、
意味がわかりません。。
教えて欲しいです。。
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- フラクタル構造とは?
- 相場とフラクタルの関係性
- フラクタルを使った手法
- フラクタル構造まとめ
こんな人におすすめ
- 投資の勝率を上げたい方
- FXのフラクタル構造について知りたい方
✅この記事を書いた人
今回は、フラクタル構造についての解説になります。
投資やトレードをしていると、フラクタルと言う言葉を耳にしたことがあると思いますが、フラクタルの事をいまいち分からずに、投資をされている方は多いのではないでしょうか?
今回はそういったフラクタルの疑問についてわかりやすく解説していきます。
この記事を最後まで読めばフラクタル構造についての理解が深まり有利に投資ができるでしょう。
早速始めていきましょう。
FXのフラクタル構造とは?
結論から言えばフラクタル構造とは、「どの部分を拡大、凝縮しても同じ構造になっている」ことを言います。
例を挙げると、マトリョーシカがフラクタル構造になっています。
マトリョーシカはロシアの民芸品の人形なのですが、一度はみたことある人もいるかと思います。
マトリョーシカ
このマトリョーシカがフラクタル構造になっているのです。
マトリョーシカの中に小さいマトリョーシカがいて
小さいマトリョーシカの中にもっと小さいマトリョーシカがいて、
もっと小さいマトリョーシカの中に最もっと小さいマトリョーシカがいる
形は同じで大きさだけが大きくなったり小さくなったりしていくこの構造が永遠に続いていくのがフラクタル構造の考え方になります。
有名なものだと雪の結晶や万華鏡もフラクタルになるよ
FXのフラクタル構造と相場の関係性
フラクタルの意味はわかったけっど、それが相場となんの関係があるの??
上記のように思った方もいると思います。
実は、FXや株式、仮想通貨の相場とフラクタル構造はかなり関係があります。
結論から言うと、相場の世界におけるフラクタル構造とは、時間軸の事を指します。
もっと詳しく説明すると、さっきのマトリョーシカの話しを覚えていますか?
大きいマトリョーシカの中に、小さいマトリョーシカがいて、小さいマトリョーシカの中に、もっと小さいマトリョーシカがいる。
この話しを相場に当てはめると、マトリョーシカ=時間になります。
月足の中に週足があり、週足の中に日足があり、日足の中に4時間足、4時間足の中に、1時間足、1時間足の中に15分、、、と続いています。
下の図をご覧ください。
日足での一連の上昇でも時間足を1時間足などに落とした場合
このように1時間足で見たチャートでは上下に波を打ちながら上昇している事がわかります。
各時間足で相場の方向性を分析する事をマルチタイムフレーム分析と言います。
FXや株式、仮想通貨などで利益を出すには、このマルチタイムフレーム分析が大事になってきます。
図だけではわかりづらい部分もあると思うので実際のチャートで確認してみましょう。
日足
1時間足
このように、日足では緩やかな上昇に見える相場でも、1時間足では上下に波を打ちながら上昇していっています。
基本的に投資の世界では、日足や週足のトレンドには逆らってはいけないので、大きい時間足(日足、週足)で方向性を確認し、小さい時間足(1時間や4時間)でエントリーのタイミングを図ります。
FXのフラクタル構造まとめ
•フラクタル構造
•相場とフラクタルの関係性
フラクタルと相場は密接な関係にある為、相場の世界で生き残る為には覚えておきたい知識になります。
また、フラクタルと併用してダウ理論やフィボナッチ、エリオット波動理論なども一緒に使えるようになると、勝率が上がります。