
フィボナッチってどういう意味なんだろう?
正しい引き方や手法など教えてほしいな・・・
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- フィボナッチとは?
- フィボナッチリトレースメントの数値
- フィボナッチリトレースメントの手法
- フィボナッチリトレースメントのデメリット
こんな人におすすめ
- フィボナッチリトレースメントをトレードに取り入れたい人
- 新しい手法を探している人
- 根拠を探している人
✅この記事を書いた人

こんにちは、shimaです。
今回はフィボナッチリトレースメントについてわかりやすく解説していきます。
この記事はフィボナッチのことがよくわからない人や、使い方を知りたい人に向けての記事になります。
この記事を読むだけで、フィボナッチの使い方を理解できるようになり、相場の戻りや押し利益確定の目安もつくようになります。
現に、僕もフィボナッチはよく使いますし、エントリーから利益確定まで幅広く使っています。
投資の世界でもフィボナッチはかなり重要になるので、覚えて使いこなせるようになりましょう。
フィボナッチリトレースメントとは?

フィボナッチとはイタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが発見した数列のことです。
0と1から始まる数列は、それ以降のどの項も直前2つの項の和になっているのが特徴になります。
「0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89,144,233,377、・・・・」
フィボナッチで有名なのが「1:1.618」という黄金比がよく知れ渡っています。
この黄金比はピラミッドやモナリザなど数多くの芸術作品・歴史的建造物に見出すことができます。
自然界では、ひまわりや貝、カタツムリ、ゼンマイから台風まで、もっと広く言えば広大な宇宙までもがフィボナッチ数列で表されます。
我々の人体やDNAまでもがフィボナッチ数列で表すことができるのです。
なかには、神が作った数列とまで言う人がいるぐらいです。
それぐらいフィボナッチというのは自然界、ましてや人間にまで重要になってくる考え方の数字になります。
フィボナッチリトレースメントの数値

相場で意識されるフィボナッチの数値は以下になります。
0% 23.6% 38.2% 50% 61.8% 76.4% 100%
人によっては、88.6%などを入れる方など様々です。
この数字の中で最も重要なのが、38.2%と61.8%です。
なぜかと言うと、この数字が黄金比になっているからです。
黄金比というのは、人が見て無意識に美しく感じる数列になるので、無意識にでも意識してしますのです。
相場での価格の戻りがこの38.2%と61.8%まで戻りそこから反転していくことが良くあります。
フィボナッチリトレースメントの手法

では、実際にフィボナッチを見ていきましょう。
以下の画像はトレーディングビューというチャートサイトを利用しています。
大変使い勝手が良くて株から仮想通貨、FX、原油、などチャートの全てを網羅しているサイトになります。

こちらの画像ではフィボナッチの38.2%で止まっているのがわかると思います。
かなり意識されてトレンドが転換していきました。
38.2%で一度上昇し、次の戻りを61.8%につけ再び上昇していきました。

続いては、61.8%で止まるパターンです。
こちらも見てわかるように価格が61.8%で綺麗に反転して行っています。
このように相場では38.2%と61.8%がよく意識されているのがわかるかと思います。
フィボナッチリトレースメントの引き方の注意点としては、自分のトレード方向を100%にするということです。
今回は上目線になるので、上の高値を100%に合わせて最安値を0%にします。
下降トレンドの場合は逆になります。
基本的に自分の目線が100%になるように引きます。
フィボナッチリトレースメントの使い方
フィボナッチは戻りだけではなく、利益確定の目安にも使えます。
実際のチャートで確認しましょう

38,2%付近で反転し、161.8%まで価格が伸びていきました。
このようにフィボナッチは押しや戻りを測るだけではなく、利益確定の目安にも
使えるのです。
利益確定に目安としては1.382%や1.618%も大切な数字になります。
1.382%と1.618%も黄金比になるからです。
また、200%や261.8%まで価格が伸びることもあります。
フィボナッチリトレースメントのデメリット

相場には必ず勝てる手法が無いように、フィボナッチも完璧ではありません。
必ず38,2%や61.8%で反転するといった確実性はないのです。
それは相場の波がフラクタル構造になっているからです。
もし、自分の予想とは逆に相場が動いた場合は素直に負けを認める勇気も大事になってきます。
フィボナッチリトレースメントまとめ

- フィボナッチとは?
- フィボナッチの数値
- フィボナッチリトレースメントの引き方
- フィボナッチリトレースメントの使い方
- フィボナッチリトレースメントのデメリット
今回は以上になります。
フィボナッチと言う数列は人が意識してなくても意識してしまう自然界の法則の様なものです。
相場というのは、人の欲や感情によって動いています。
フィボナッチで人の欲や感情を分析し相場に当てはめてトレードしていきましょう。
また、フラクタル構造やダウ理論との相性もいいです。